
コチレドン(熊童子)の通販|生産者直販
コチレドン(熊童子)は、南アフリカ原産の多肉植物で、ふわふわとした白い産毛に覆われた葉先が熊の手のように見えることからその名がつきました。乾燥に強く手がかからないため、多肉植物入門種として広く親しまれています。春と秋にはオレンジ色の愛らしい花を咲かせ、インドアグリーンとしても人気があります。
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コチレドン(熊童子)について
熊童子(コチレドン・トメントーサ)は、ベンケイソウ科コチレドン属に分類される多年生多肉植物で、南アフリカのケープ州を原産地とします。属名の「コチレドン」はギリシャ語で「くぼみ」を意味し、葉の形状に由来します。最大の特徴はふっくらとした卵形の葉を覆う白い産毛で、葉先には数本の暗赤色の爪状突起があり、まるで小熊の手のように見えることが和名の由来です。草丈は20〜30cm程度でコンパクトにまとまり、放置しても整った株姿を保ちやすいのが魅力の一つです。春から秋にかけて茎を伸ばし、細長い釣鐘型のオレンジ〜赤色の花を下向きに咲かせます。乾燥耐性が高く、日当たりと水はけさえ確保すれば初心者でも育てやすいため、多肉植物ブームを機に日本でも広く普及しました。ユニークな見た目と季節の花、そして手のかからなさが多くの愛好家を惹きつけています。
コチレドン(熊童子)を育てはじめる前に知っておきたい7つのこと
1水やりは控えめに
熊童子は乾燥に強く、過湿が最大の弱点です。春・秋の生育期は土が完全に乾いてから2〜3日後に与え、夏と冬は月1〜2回程度に抑えます。葉がシワになってきたら水やりのサインです。
2日光は必須
屋外の直射日光または明るい室内の窓辺(南〜東向き)を好みます。日光不足になると葉が間延びして徒長し、爪先の赤みも薄れます。夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、遮光やレースカーテン越しに管理すると安心です。
3通気と土が決め手
市販の多肉・サボテン用培養土に、パーライトや軽石を2〜3割混ぜると排水性が上がります。鉢は素焼き鉢や底穴の多い鉢を選ぶと根腐れを防ぎやすくなります。鉢底に鉢底石を敷くとさらに効果的です。
4産毛を濡らさない
葉を覆う白い産毛は正式には「トリコーム」と呼ばれ、強光や蒸散から葉を守る役割があります。水滴が産毛に残ると腐敗や日焼けの原因になるため、水は株元に与え、葉にはかけないようにしましょう。霧吹きも不要です。
5夏・冬は休眠期
熊童子は春と秋が主な生育期で、真夏と真冬は休眠に近い状態になります。この時期は水やりと肥料を最小限に控え、風通しのよい半日陰(夏)または霜の当たらない室内(冬)で管理するのが基本です。
6葉挿し・挿し木で増やせる
健康な葉を根元からそっと外し、乾いた土の上に置くと根が出て子株になります(葉挿し)。茎を5〜7cm切り取って切り口を2〜3日乾燥させてから土に挿す挿し木も成功率が高い方法です。いずれも春か秋に行うのが最適です。
7肥料は少量・年2回
肥料のやりすぎは葉を軟弱にし、病害虫を招くことがあります。生育期(春・秋)に液体肥料を規定量の半分程度に薄めて月1回与えるか、緩効性化成肥料を培養土に少量混ぜる程度で十分です。夏・冬の休眠期は施肥を控えます。
コチレドン(熊童子)のよくある質問
- Q.葉の産毛が茶色くなってきたのはなぜ?
- A.水滴が産毛に残ったまま日光を浴びると、レンズ効果で葉焼けが起きて産毛が変色することがあります。また、長期間の直射日光によるストレスや老化した下葉でも変色が見られます。水は葉にかけず株元に与えるよう徹底しましょう。
- Q.爪先の赤みが薄れてきた原因は?
- A.爪先の赤みは日光量と温度差(昼夜の寒暖差)によって濃くなります。日照不足や室内の一定温度環境では赤みが薄れやすくなります。秋口に屋外で朝晩の気温差にあてると発色が戻ることが多いです。
- Q.根腐れしているかどうかの見分け方は?
- A.株元の茎が黒ずんで柔らかくなっている、または葉がしおれているのに土が湿っている場合は根腐れのサインです。鉢から抜いて根を確認し、黒く腐った根はハサミで除去した後、乾いた新しい土に植え直して数日間水やりを控えます。
- Q.室内だけで育てることはできますか?
- A.可能ですが、南向きや東向きの明るい窓辺が必須条件です。日照が不足すると徒長して株姿が乱れ、爪先の発色も悪くなります。植物育成ライトを補助的に使用すると室内でも良好な状態を保ちやすくなります。
- Q.葉挿しがうまくいかない理由は?
- A.葉を根元からきれいに外せていないと発根しにくくなります。途中で切れた葉や古い葉では成功率が下がります。また、発根前に水を与えると腐敗しやすいため、乾いた土の上に置いて直射日光を避けた明るい場所で2〜4週間気長に待つのがコツです。