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アンスリウムの基本データ
- 栽培難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 多年草
- サイズ
- 30〜80cm
- 適正温度
- 18〜30℃(適温22〜28℃)
- 適正湿度
- 60〜80%
- 水やり
- 液肥を春〜秋に月2回
- 置き場所
- 明るい間接光が最適。直射日光は仏炎苞を傷める
- 水やり
- 土の表面が乾いたらたっぷり。水はけを重視
- 湿度
- 高湿度を好む。霧吹きで葉水を与える
- 注意点
- シュウ酸カルシウム含有。ペット・幼児に注意
アンスリウムについて
アンスリウムは中南米の熱帯雨林を原産とするサトイモ科の多年草で、その名はギリシャ語で「花」と「尾」を意味する言葉に由来します。19世紀にヨーロッパへ紹介されて以来、観賞価値の高さから世界中で品種改良が進み、現在では900種以上が知られています。最大の特徴は、花のように見えるハート型の仏炎苞(スパス)で、実際には葉が変化した器官です。赤・ピンク・白・緑・紫と色彩が豊富なうえ、表面には独特の光沢があり、光を受けると美しく輝きます。肉穂花序(クリーム色や黄色の棒状の部分)が仏炎苞の中央に伸び、これが本来の花序です。温暖な室内で年間を通じて開花し、一輪が2〜4ヶ月にわたって観賞できるため、長く楽しめる観葉植物として人気を集めています。世話のポイントは適度な明るさと高湿度の維持にあり、コツをつかめば初心者でも安定して育てることができます。
アンスリウムを扱う注目生産者
アンスリウムの生産者一覧をすべて見る(1件)→アンスリウムを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと
1直射日光は避ける
アンスリウムは明るい間接光を好みますが、直射日光が当たると葉や仏炎苞が焼けて変色することがあります。レースカーテン越しの柔らかい光が当たる窓辺が最適な置き場所です。
2高温多湿が基本条件
生育適温は18〜28℃で、10℃を下回ると生育が止まり、5℃以下では株が傷むことがあります。乾燥した環境では葉先が枯れやすいため、霧吹きや加湿器で湿度50〜70%を保つと良い状態を維持できます。
3水やりは乾いたらたっぷり
表土が乾いてから水を与えるのが基本で、過湿による根腐れに注意が必要です。鉢底から水が流れ出るまでしっかり与え、受け皿に溜まった水はこまめに捨ててください。冬場は水やりの頻度をさらに減らすのが安全です。
4毒性に注意(ペット・子供)
アンスリウムの全草にシュウ酸カルシウムが含まれており、誤って口にすると口腔内の灼熱感や嘔吐を引き起こすことがあります。ペットや小さなお子さんの手の届かない場所に置くことを強くおすすめします。作業時はゴム手袋を着用すると肌への刺激を防げます。
5肥料は生育期に控えめに
春から秋の生育期に、緩効性の液体肥料を通常の半量程度に薄めて月1〜2回与えると花つきが良くなります。肥料の与えすぎは根を傷めるため、規定量を超えないよう注意してください。冬は施肥を休止するのが基本です。
6植え替えは2年に一度が目安
根が鉢いっぱいになると生育が鈍り、仏炎苞の数も減る傾向があります。2年に1度、一回り大きな鉢に植え替えるのが目安で、時期は5〜6月が適しています。水はけの良い専用の観葉植物用土を使うと根腐れを防ぎやすくなります。
7花を長く楽しむコツ
アンスリウムは適切な環境下では一つの仏炎苞が2〜4ヶ月楽しめます。枯れた仏炎苞はこまめに取り除くことで次の花芽が出やすくなります。光量が不足すると花つきが悪くなるため、明るさの確保が継続的な開花の鍵です。
アンスリウムのよくある質問
- Q.花が咲かなくなってきたのですが、原因は何ですか?
- A.主な原因は光不足・肥料不足・根詰まりのいずれかです。明るい間接光の当たる場所に移動し、生育期に液体肥料を与えてみてください。根が詰まっている場合は植え替えが効果的です。
- Q.葉が黄色くなってきました。どうすればいいですか?
- A.葉の黄変は水のやりすぎによる根腐れや、直射日光による葉焼けが主な原因です。土の乾き具合を確認し、水やりを控えるとともに置き場所を見直してください。葉全体が黄化している場合は根の状態を確認することをおすすめします。
- Q.猫や犬と一緒に飼っても大丈夫ですか?
- A.アンスリウムはペットに対して毒性があり、誤食すると口腔内の炎症や嘔吐を引き起こす場合があります。ペットが届かない高い場所に置くか、別室で管理することをおすすめします。万が一食べた場合は獣医師に相談してください。
- Q.冬の管理で特に気をつけることはありますか?
- A.冬は低温と乾燥の二つが大敵です。10℃を下回る場所には置かず、暖房による室内の乾燥には加湿器や霧吹きで対処しましょう。また、エアコンや暖房の風が直接当たると葉が傷むため、風の当たらない場所に移動させてください。
- Q.アンスリウムの仏炎苞の色が褪せてきました。なぜですか?
- A.仏炎苞は時間とともに自然に色が褪せ、最終的には緑色に変わります。これは花の老化による正常な現象です。色が褪せた花序は根元から切り取ると株への負担が減り、新しい花芽の成長を促します。光不足が続くと次の花が出にくくなるため、置き場所を確認してください。
アンスリウム栽培に役立つ便利ツール
アンスリウムを図鑑で詳しく知る
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