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亀甲牡丹© C T Johansson / CC BY-SA 3.0

亀甲牡丹の通販|生産者直販

亀甲牡丹は、刺がなく、亀の甲羅を思わせる溝の入った三角形の疣が花びらのように重なる、平たいサボテンです。地面に張りつくロゼット状の姿は、石のような独特の存在感があります。秋には頂部から桃紫色の花を咲かせ、牡丹類(アリオカルプス)の代表種として親しまれています。成熟まで10年以上かかるほど生長が遅く、栽培難易度は上級者向けです。径は10cm(まれに15cm)、高さは1.5〜10cmほどです。時間をかけて育てる楽しみのある一株です。ワシントン条約(CITES)附属書 I に掲載され、国内では種の保存法の国際希少野生動植物種に指定されているため、譲渡し(売買・贈与)や販売目的の陳列・広告には個体ごとの登録票が必要です(国内で繁殖させた株も登録の対象)。登録票のない株は売買できないので、購入時は登録票が付いているかを必ず確認してください。

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亀甲牡丹の基本データ

栽培難易度
上級者向け
寿命
多年生。成熟まで10年以上かかるほど生長が遅い
サイズ
径10〜15cm・高さ1.5〜10cm(栽培下では径20cm前後になることも)
水やり
少なくてよい(植え替え時に緩効性の有機肥料を少量)
日当たり・置き場所
自生地では体の大部分が土に埋まっているため強光は苦手。春〜秋は雨の当たらない戸外か簡易温室で30〜50%遮光し、冬は簡易温室か日当たりのよい室内に置く。
水やり
夏型。用土が乾いたらたっぷり与え、真夏と冬は月2回ほど用土が軽く湿る程度にする。頂部の綿毛に水をかけると飛んでしまうので株元から与える。
温度・冬越し
高温を好み、春の動き出しは他のサボテンより遅い。国内の図鑑は3℃を枯れない最低温度の目安としている。環境が変わる時期や梅雨の晴れ間は日焼けに注意する。
用土・植え替え
太い直根をもつので、深めの鉢に水はけのよい用土で植える。植え替えは2〜3年に1度、緩効性の有機肥料を少し混ぜる。
増やし方
実生(種子)で殖やす。生長を早めるために柱サボテンへ接ぎ木することもある。
病害虫・注意点
カイガラムシがつきやすく、疣の間に隠れていることがあるのでよく確認する。附属書I・国際希少野生動植物種のため、譲渡しには登録票が必要(国内で繁殖させた株も対象)。
特徴牡丹類刺なし附属書I夏型

亀甲牡丹について

亀甲牡丹の特徴と育て方の基本を紹介。刺のない平たい株に三角形の疣が重なり、秋に桃紫色の花を咲かせます。生長がとても遅く、栽培難易度は上級者向けです。径10〜15cm、高さ1.5〜10cm。

亀甲牡丹を育てはじめる前に知っておきたい7つのこと

  1. 1強光は苦手、しっかり遮光

    自生地では体の大部分が土に埋まっているため、強光は苦手です。春〜秋は雨の当たらない戸外か簡易温室で30〜50%遮光し、冬は簡易温室か日当たりのよい室内に置きます。置き場所を変えたときや梅雨の晴れ間は日焼けに注意しましょう。

  2. 2水やりは控えめに

    水やりは春と秋の生育期を中心に、用土が完全に乾いてから与えます。真夏と冬は控えめにし、冬はとくに乾かし気味に管理します。頂部に水がたまると傷みやすいため、株元に与えるのが安心です。

  3. 3水はけのよい用土

    有機物が少なく、水はけを最優先した用土を使います。軽石や赤玉土、日向土などの粒状の土を主体にしたサボテン用の配合が目安です。根腐れを防ぐため、細かい土や水持ちのよすぎる土は避けましょう。

  4. 4深めの鉢を選ぶ

    亀甲牡丹は地上部が低く平たいものの、地下には太い根をのばす傾向があります。根の深さに合う、やや深さのある鉢を選ぶと安定して育てやすくなります。素焼き鉢のように乾きやすい鉢も相性がよいです。

  5. 5植え替えは数年に一度

    生長がとても遅いため、頻繁な植え替えは必要ありません。用土が古くなって水はけが落ちたときや、鉢が窮屈になったときに、生育期の春か秋に行います。植え替え後は数日おいてから水を与え、根の傷みを防ぎます。

  6. 6夏と冬の乗り切り方

    真夏は蒸れと強い光を避け、風通しのよい明るい日陰に移して水を控えます。冬は霜や凍結に当てないようにし、休眠中は乾かし気味に保ちます。雨が続く時期は、軒下や室内の明るい場所に移すと安心です。

  7. 7株の選び方と登録票

    株全体にふっくらと張りがあり、疣がしっかりしているものを選びます。株の底や疣の付け根に変色や柔らかい部分がないか、疣の間にカイガラムシが隠れていないかも確認しましょう。附属書 I の種のため、購入時は登録票が付いているかを必ず確認してください。

亀甲牡丹のよくある質問

Q.初心者でも育てられますか?
A.栽培難易度は上級者向けです。水やりや用土の管理に慣れが必要なので、まず他のサボテンや多肉植物で加減をつかんでから迎えると安心です。
Q.花はいつ咲きますか?
A.秋に、頂部から桃紫色の花を咲かせます。成熟までに時間がかかる植物なので、小さな株では花を見るまで待つことがあります。
Q.どのくらいの大きさになりますか?
A.径は10cm(まれに15cm)、高さは1.5〜10cmほどです。生長が非常に遅いため、この大きさに育つまでには長い年月がかかります。
Q.生長が遅いのは異常ですか?
A.異常ではなく、この植物の性質です。成熟まで10年以上かかるほど生長が遅いので、水や肥料を増やして急がせるとかえって株を傷めます。
Q.水やりの頻度はどのくらいですか?
A.日数で決めず、用土の乾き具合で判断します。春と秋の生育期に用土が完全に乾いてから与え、真夏と冬は控えめにします。

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