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パフィオペディルム・カロッサム© Dalton Holland Baptista / CC BY-SA 3.0

パフィオペディルム・カロッサムの通販|生産者直販

パフィオペディルム・カロッサムは、インドシナ半島からマレー半島北部にかけて分布するバルバタ節のパフィオペディルムです。濃淡の緑がまだらに入った斑入り葉が一年中楽しめるうえ、春から初夏には紫色の毛が生えた花茎の先に、径8〜11cmほどの花を一輪咲かせます。丸みのある唇弁と、上へ大きく広がる背萼片が印象的で、派手さより静かな個性を楽しみたい方に向く品種です。栽培には中級者向けの知識が求められますが、多年生で株分けをしながら長く付き合っていける植物でもあります。パフィオペディルム属は全種がワシントン条約(CITES)附属書 I に掲載されており、種の保存法の国際希少野生動植物種に当たるため、国内での譲渡(売買・贈与)には種の保存法の登録票が必要です(国内で繁殖させた株も登録の対象)。購入するときは、その株の登録票が付いているかを必ず確認してください。

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パフィオペディルム・カロッサムの基本データ

栽培難易度
中級者向け
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
葉長10〜20cm、花茎12〜25cm、花径8〜11cm
水やり
年間を通して薄めの液体肥料
日当たり・置き場所
かなり暗めの日陰を好みます。直射日光には当てず、明るい日陰〜半日陰で育てます。
水やり
年間を通して一定に水を与え、湿度の高い環境を保ちます。
温度・冬越し
自生地の平均気温は19〜24℃ほどです。冬は室内の暖かい場所で管理します。
用土・植え替え
自生地では厚い落ち葉の層に根を張ります。保水性と通気性のある用土で鉢植えにし、植え替えは花後に行います。
肥料
年間を通して薄めた液体肥料を一定に与えます。
病害虫・注意点
附属書 I の原種のため、譲り受けるときは種の保存法の登録票を必ず確認してください。
特徴ランパフィオペディルム原種斑入り葉インドシナ

パフィオペディルム・カロッサムについて

パフィオペディルム・カロッサムは、斑入り葉と紫の毛が生えた花茎、径8〜11cmの花が魅力のパフィオ。インドシナ半島原産で、株分けしながら長く育てられる中級者向けの多年生蘭です。

パフィオペディルム・カロッサムを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと

  1. 1置き場所は明るい日陰

    パフィオペディルム・カロッサムは強い直射日光を嫌い、レースのカーテン越しのような柔らかな光を好みます。屋外で管理する場合は木漏れ日が差す棚下など、遮光した環境を選びましょう。葉焼けを起こすと斑入り模様が乱れる原因にもなるため注意が必要です。

  2. 2水やりは乾く前に

    用土の表面が乾き始めたタイミングでたっぷり与え、鉢底から水が流れ出るまで潅水するのが基本です。多湿を好む一方で常に鉢内が過湿だと根腐れの原因になるため、水切れと過湿のバランスを見ながら管理しましょう。冬場は生育がゆるやかになるため、やや間隔をあけても構いません。

  3. 3保水性と通気性のある用土を

    自生地では森林の小川沿いで、厚い落ち葉の層に根を張って育つ地生ランです。保水性と通気性をあわせ持つ用土で鉢植えにし、湿度の高い環境を保ちましょう。用土は年数が経つと劣化するため、定期的な植え替えで更新します。

  4. 4植え替えのタイミング

    用土の劣化や株の成長に合わせて植え替えを行います。時期は花が終わった後が適しています。株が大きくなってきたら、株分けをしながら植え替えると同時に株を増やすこともできます。

  5. 5季節ごとの温度管理

    春から初夏にかけて紫色の毛が生えた花茎を伸ばし、開花期を迎えます。夏の強い直射日光と蒸れ、冬の低温と乾燥はいずれも株を弱らせる要因になるため、季節に応じて置き場所や風通しを調整することが長く付き合うコツです。

  6. 6株分けで長く楽しむ

    パフィオペディルム・カロッサムは多年生で、大株に育てば株分けをしながら世代交代させつつ長期間栽培を続けられます。株分けは十分に株が充実してから行い、それぞれの分け株に複数の芽が残るようにするのがポイントです。

  7. 7苗選びで見るポイント

    入手する際は、斑入りの葉に極端な傷みや黄変がなく、葉の付け根がしっかりしている株を選びましょう。附属書 I の原種のため、譲り受けるときは種の保存法の登録票が付いているかを必ず確認してください。

パフィオペディルム・カロッサムのよくある質問

Q.初心者でも育てられますか?
A.パフィオペディルム・カロッサムは中級者向けとされる品種で、洋ランの中でも管理にややコツが必要です。水やりや置き場所のポイントを押さえれば、経験を積みながら育てていくことは十分可能です。まずは基本の管理を丁寧に守ることから始めましょう。
Q.株のサイズはどのくらいになりますか?
A.葉の長さは10〜20cmほど、花茎は12〜25cmほどに伸びます。花茎の先には径8〜11cmほどの花が一輪咲きます。鉢植えでコンパクトにまとまるため、室内でも扱いやすいサイズです。
Q.花はいつ、どのくらいの頻度で咲きますか?
A.春から初夏にかけて、紫色の毛が生えた花茎の先に花を一輪咲かせます。開花の頻度は株の充実度によって変わるため、しっかり株を育てることが毎年の開花につながります。
Q.葉の斑入り模様はいつも同じ状態ですか?
A.葉には濃淡の緑がまだらに入った斑入り模様がありますが、光の当たり方や株の状態によって見え方が変化することがあります。強い直射日光による葉焼けは模様を乱す原因になるため、置き場所には注意しましょう。
Q.屋外と室内、どちらで育てるのが向いていますか?
A.直射日光を避けられる環境であれば、屋外・室内のどちらでも管理可能です。屋外なら遮光した棚下、室内なら明るいレースカーテン越しの窓辺などが適しています。季節によって寒さや乾燥への対策を調整することが大切です。

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