© alexlomas / CC BY 2.0ウトリキュラリア・ロンギフォリアの通販|生産者直販
ウトリキュラリア・ロンギフォリアは、ブラジルの大西洋岸森林に自生する大型のタヌキモの仲間です。属の中でも特に細長い葉を伸ばすのが特徴で、栽培下でも10〜20cmほどに育ちます(自生地では1mを超えることもあります)。最大の魅力は、食虫植物とは思えないほど華やかな花。ランを思わせる姿の花を次々と咲かせ、観賞価値の高さで人気を集めています。多年草で、熱帯性のタヌキモの中では比較的育てやすい種とされ、食虫植物を始めて育てる方にもおすすめの一種です。
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ウトリキュラリア・ロンギフォリアの基本データ
- 栽培難易度
- 初心者向け
- 寿命
- 多年草
- サイズ
- 葉は栽培下で長さ10〜20cmほど(自生地では1mを超えることもある)
- 水やり
- 肥料は与えない(地下の捕虫袋で微小な生き物を捕らえる)
- 日当たり・置き場所
- 明るい室内や温室、テラリウムで育てる。地生種として育てるのが基本だが、着生させたり、浅い水に浸かる状態でも育てられる。
- 水やり
- 用土を常に湿らせ、鉢を浅い水に浸けて育てられる。水は雨水など溶けた塩類の少ないものを使う。
- 用土・植え替え
- ミズゴケ単体か、ピートと砂を1:1で混ぜた用土で育つ。水はけのよい配合を好み、用土はあまり選ばない。
- 温度・冬越し
- 熱帯性の種。冬は暖かい室内で管理し、寒さに当てない。
- 肥料
- 用土に肥料は入れない。肥料が多すぎると枯れる原因になる。
- 増やし方
- 鉢の用土と株の半分を取り分けて新しい用土に植えると、2鉢に増やせる。長く放置すると衰えるので、ときどき更新する。
ウトリキュラリア・ロンギフォリアについて
ブラジル原産の大型タヌキモ、ウトリキュラリア・ロンギフォリア。ランを思わせる華やかな花と細長い葉が魅力。多年草で熱帯性の中では育てやすく、食虫植物入門にもおすすめの一種です。
ウトリキュラリア・ロンギフォリアを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと
1置き場所は明るい日陰
強い直射日光より、レースカーテン越しのような明るい日陰を好みます。自生地は大西洋岸森林の岩場で、湿度は高いものの直射日光が遮られる環境です。真夏の西日は葉焼けの原因になるため、遮光ネットなどで調整すると安心です。
2水やりは腰水が基本
多くの食虫植物と同様、腰水(底面給水)で常に用土を湿らせた状態を保つのが基本です。水切れに弱いため、受け皿の水が切れないよう注意しましょう。水道水のミネラル分が気になる場合は、雨水や軟水を使うとより安心です。
3用土はミズゴケが向く
水はけと保水性を両立できるミズゴケや、ピートモスと鹿沼土を混ぜた用土が向いています。肥料分の多い一般的な培養土は根を傷める原因になるため使用を避けてください。
4植え替えは生育期に
用土が劣化したり根が鉢いっぱいに広がってきたら、春から初夏の生育期に植え替えます。株を傷つけないよう優しく用土から取り出し、新しいミズゴケなどに置き換えましょう。
5冬は室内で保温管理
熱帯性の種なので、冬は暖かい室内の明るい場所で管理し、寒さに当てないようにします。低温にさらされると生育が止まったり株が傷んだりすることがあります。
6株選びは葉の色と量
購入時は葉が鮮やかな緑色で、細長い葉が複数展開している株を選びましょう。葉先が茶色く枯れていたり、極端に葉数が少ない株は避けたほうが無難です。
7開花は生育が整ってから
ランのような花は、株が十分に育ち環境が安定した時期に咲きやすくなります。強い光と一定した湿度、腰水管理を続けることが、開花を楽しむための近道です。
ウトリキュラリア・ロンギフォリアのよくある質問
- Q.初心者でも育てられますか?
- A.熱帯性のタヌキモの中では比較的育てやすいとされる種です。ただし多くの食虫植物と同様、腰水管理や適切な光量など基本的な管理は必要になります。
- Q.屋外で育てられますか?
- A.夏場は屋外の明るい日陰で管理できますが、寒さに弱いため冬は室内に取り込む必要があります。急な環境変化は株の負担になるため、季節の変わり目は徐々に慣らすとよいでしょう。
- Q.虫を与える必要がありますか?
- A.捕虫嚢で小さな微生物を自然に捕らえて育つため、意識して虫を与える必要はありません。屋外の腰水環境であれば、水中の微生物が自然に供給されます。
- Q.葉が伸びすぎたら切ってもよいですか?
- A.枯れた葉や傷んだ葉は根元から取り除いて問題ありません。健康な葉を大きく切り詰めると株の負担になるため、基本的には自然な状態を保つのがおすすめです。
- Q.どのくらいの大きさになりますか?
- A.栽培下では葉の長さが10〜20cmほどになるのが目安です。自生地の岩場では1mを超えることもありますが、鉢植えではそこまで大きくならないのが一般的です。
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